anjoe375のブログ

375、あんじょ〜のブログです。

想いを馳せる

オーストラリアに続きフランスでもイスラム過激派のテロが起こりました。

この事件に関しては、様々な見解がWebやSNSで見聞き出来ます。特に9・11の時と比べるとそういったものの発達から、イスラム教の人たちの立場の見解も多く触れることができるようになっています。

様々な立場、様々な見解。今回のように立場の相違から起こる惨劇にどう橋をかけるのか。

脱帽しちゃう話ですし、自分が生きている間で解決する問題でもない、長い長い時間推移していくもの。

グローバル社会みたいな話の中ではいろんなものがスピードアップしている話が多いのですが、こと人の思想信条的な部分はそう簡単に変化するもにではありません。

こういった大きな問いに10代後半から20代前半悶々としていたな。

今はその時と違って、家族や仕事を通して自分から働きかけることが沢山あるし、それを通して微力ながら相容れない立場の架け橋のワンピースにと願いを込めている。

その願いって今に私以上に悶々としていた若い頃の私の願いが、おじさんの私の意志に変容している気がします。

見た目より若く見られることが多いのですが、それは自分を突き動かしている大元がそういう若いところからきているからだからなのかもしれません。

そういった悶々とした頃の願いが下支えする仕事って目には見えないけれど沢山あります。

私の同僚の一人の話ですが、彼は同世代では出世頭的な立ち位置ですが、小学生の頃は全然目立たない子で色々悶々としていたらしく、中学生の時に自分からこのままじゃダメだって、自分をアクティブに変えていったそうです。

息子の担任の先生も、聞いた話ですが、自分が子どもの頃なかなか周囲と関われず、誰かに手助けてほしいなぁと子供心に思っていたそう。幼稚園で困っている子どもに手を差し伸べられるようでありたいと教員を目指したそうです。

たぶん誰しもそういった想い、願いが自分の働きかけの背中にあるんじゃないかな。

今回の事件は本当に沢山の思いが様々なメディアで伝えられています。発言者の背中にある想い、願い、発言者が代弁している人たちの想い、願いに想いを馳せたい。

こうやって様々な立場の人のコメントを見聞きできる今の時代を考えると、私たちの世界はそれなりによく前進しています。

大きな解決の糸口のひとつは、人が国や出自から自由になること。それにはやはり教育が核になります。やっぱり教育は自分にとってライフワークです。因果なもので最初に書いたなりたい職業は先生だったんですよね。

それではまた次回。
あんじょ〜
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