anjoe375のブログ

375、あんじょ〜のブログです。

学校変わらなきゃ!?

親になって、子どもが幼稚園や学校に通うようになって、まだいわゆるモンスターペアレンツには遭遇したことがないのですが、プチモンスターな人とはやっぱり会いますよね。

若い頃からシュタイナーに関わって、理想の教育だーってアングリーなヤングを謳歌できているころは気づきもしませんでしたが、21世紀の学校は親や地域が応援団じゃないという現実に直面しています。耳にしたこともあると思いますが、保育園を建てようとすると地域のシニアから反対されたりとか、、、。古きよきニッポン!!は何処へ行ったんだといわんばかりの帝国の逆襲ならぬシニアの反乱に突入しつつある超高齢化社会ってどうなっちゃうんだろう、と末恐ろしさを感じつつの21世紀10年代の日々であります。

私の子どもの頃の先生は、今に較べたら純粋に子どもの教育に向かうことのできる時間も環境もあったんだと思います。しかしながら21世紀の先生は、上から指示されるペーパーワークや親のクレーム処理を学級運営とともにこなさないといけない。サラリーマンと較べたらただでさえ始業時間は早いのに、学校をでる時間もサラリーマンと変わらない。そりゃ病気になる先生やバーンアウトしてしまう先生が多い訳です。特に公立学校は問題のある親や子どもにもう学校に来ないで下さいとはなかなか言えません。

さらにこれをいっちゃぁお終いですが、先生という職業の適切な評価基準ってないといっていい。先生同士の関わりもとっても難しい。まさに人間的なコミュニティー形成が出来ないとぎすぎすしやすいです。リスペクトされる仕事ぶりというものも先生、子ども、親それぞれ千差万別です。教育、特に子どもの教育は子どもの年齢が若ければ若いほど超長期投資なので、結果はすぐでない。結果が出たところで幼稚園の山田先生のお陰ですってなかなかならない。教育機関ほど人間的なコミュニティーを作ることが必要命題なところはないです。

21世紀の学校はそもそも事業体として今あげたような運営に困難な要素をすごく抱えています。先生は、学校はエラいもん!!と思えていた時代とはほとんど違う業界なんじゃないかというような環境になっています。学校というものがまさに社会性の高いコミュニティーである。ということがそれを物語るんですが、次世代を育む。ある人にとって都合のいい次世代だけでなく、全方位的に次世代を育むことが現代の特に21世紀の教育の核です。

教育機会のない子どもに教育機会をと、義務教育が始まり、日本で言えば義務教育は浸透した。次はその教育内容をさらにさらにと進めていく段階です。と思っていたら親と地域というエナミーが現れました。まぁそう簡単に私たちの営みは進展せず山あり谷ありなんですけれどもね。

強敵は倒してなんぼですので、果敢に行きましょう!

つづきまーす
あんじょ〜

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