anjoe375のブログ

375、あんじょ〜のブログです。

シュタイナーとの出会い⑦

〜恒例のふわふわ巻き〜

難しい本はノートを取りながらだったり、ガンガン本に書き込んで読むようになり、シュタイナーの著作にもじっくり取り組むようになりました。

ただ、読めば読むほどわからないことが出てきたんです。その当時は高橋巌さんや西川隆範さんのものがほとんどでしたが、例えばテオゾフィー・神智学であればオーラの章、自由に哲学は第3章以降から9章位にかけて。自由の哲学はそのあたりで撃沈していました。アカシャ年代記などはほとんどさっぱりでした。

何度か読んでもだめだったので、これはみんなわかってるにかなぁ?という感じでとても信頼感のあったシュタイナーにとても疑問を持つようになりました。突き詰めて考えちゃうタイプなのでこのあたりはうやむやにできず若干漂流気味で悶々とした日々を送っていました。高橋さん系のオカルト系の本以外にも子安さん関連のミュンヘンの小学生などにエッセイ系、シュタイナー教育系、エンデやアントロ系の本も読みあさっていたので、日本でもシュタイナーを現実にやってる人がいるんだということも知り始めていました。

ちょうどその頃、阪神大震災とオーム真理教のサリン事件が起こり、地震後一週間位の時土日の休みを利用して、もてる限りの物資をもって避難所の小学校を訪れたり、オームは活動の拠点だった杉並出身でいろいろ短かだったのと、事件の時は別な路線でしたが地下鉄に乗ってたりして、臨場感の高い状況で迎えていてただ働いてるだけじゃなくて積極的に社会的な活動を始めようと思うに至りました。

地震が1月、サリン事件は3月。4月に吉祥寺で子安さんのエンデに関する講演会があり、シュタイナー好きだったんですがやはり一般的にはトンデモワールド、オカルト系なところも大いにかんじれたので、オームの事件直後ともありドキドキして聞きに行きました。

そこで見た驚愕の事実は、あのオイリュトミーっぽい人たちのふわふわしたやつを首に巻いてる、あの人たちの一団でした。もちろん半分以上は教育系の淑女・
マダムでしたが、あー若干ヤバいところに来てない俺?って感じでした。何せ1ヶ月前に地下鉄サリン事件でしたから。ただとてもウェルカムな感じもあり、あのアンビバレンスな二律背反感は今の今までずーっと私とシュタイナー界隈との間にある感情なんです。

それではまた明日。
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