シュタイナーとの出会い③
〜RPGで中世騎士道精神を育む^^〜
ファミリーコンピューターです。
おばあちゃんっ子で元来大正仕込みロハスな私はゲーセンとか苦手だったんですよ。父親譲りで耳も良くなく騒がしい空間ってど近眼でメガネ外して喧騒を歩くようなストレスがあるし、ゲームごときで金使えるかと老成しておりました。
そんな私ん家にファミコンがかなり早いタイミングでやってきた。男兄弟三人の圧力と新しもの好きの父が相まって登場。ゲームってやっぱタダでするもんでしょと兄弟変わるばんこに楽しんでおりました。
そのファミコン登場の前、小学校4年生時代にファミコンならぬマイコンブームというのがあり、"ゲームセンター嵐"(知らない人ぐぐってm(__)m)とタイアップでNECが熱烈プロモーションをかけていた、家庭用コンピューターのはしりのPC6001というものがありました。後にファミコンでも出ますが、あの!伝説の!!"ポートピア連続殺人事件"というシュミレションゲームがPC6001ではできたんですよね。6001を持っていた浜田君の家に足繁く通っていました。そんな頃からアクションゲームより、シュミレーションゲームやロールプレイングゲームに惹かれていました。
はい、すみません、悪ノリしてツラツラ書いてきましたがどこに続くかというとですね、RPGなんです。ロープレって発祥はアメリカかイギリスだと思うんですが、基本ファンタジー系なんですよ。舞台は中世チック。トロルやグノーム、サラマンダー。天使的なも、妖精的なもの、精霊的なもの、怪物的なもの、どれを取っても当然桃太郎的な世界観では全くなく中世ヨーロッパ騎士道世界観??そういった世界観にRPGやゲームブックを通じてどっぷり浸かっていました。登場、さらにそんな世界観を解説する、モンスター事典、RPG幻想事典などの事典ものも刊行されていて、それってバックボーンがもろ中世ヨーロッパなんですよね。元ネタが。そういうもののテストがあれば高得点取れるくらい読んでましたね。
シュタイナーは読んでいくと天使とかアトランティスとかトンデモネタのオンパレードなんですが、意外にこういった世界観に拒否感なかったのは、小中とどっぷりはまったRPGを通じた中世ヨーロッパ的な世界像でした。天使の9つヒエラルキーとかサクッと頭に入りましたしね〜。ヒエラルキー話しもドラゴンボールのスーパーサイヤ人とかの出世魚的な感覚にも慣れていたので、理解とは別にそういう世界観は非科学的だから拒否!と言うよりは結構親しいぞと、受け入れ体制を持てたのは、トンデモ話しにめげず、「自由の哲学」というトンデモ一切ないシュタイナーまでたどり着くまで生き延びる基礎体力になっていました。
あとゲームの主体的なとこですよね。ゲームって色々言われますけど、やっぱり現代的な個の確立には大きく寄与してると思うんですよね〜。私はこの個の確立がロック、ポップスにつながって行きました。
それではまた明日。